香川・徳島・長崎の木桶職人が 3月4日に東京・秋葉原でプロジェクト初展開 醸造用の木桶を小豆島から搬送、展示開始

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『木桶職人復活プロジェクト』(代表:ヤマロク醤油五代目・山本 康夫)は、2017年3月4日(土)から醸造用の巨大木桶を展示、展示初日に職人を招いたトークイベントを、東京・秋葉原の「日本百貨店しょくひんかん」にて開催します。
 
<『木桶職人復活プロジェクト』について>
URL: http://yama-roku.net/yamaroku/oke-project.html
 
“失われつつある木桶職人の技と天然醸造による本物の味を、後世に残したい。”
『木桶職人復活プロジェクト』は、2011年秋、香川県小豆島町の醤油職人らが中心となって立ち上げました。和食の基本となる醤油や味噌・みりんなどの発酵調味料は江戸時代まですべて、木桶で醸造されていましたが、時代の変遷とともに姿を消しつつあります。醸造用の大きな木桶を作れる職人は、全国でわずか6人。本プロジェクトは、乳酸菌や酵母菌といった微生物が造りだす、木桶ならではの天然の味わいを後世に残すため、地域を超えて様々な活動を展開しています。
 
今回、このプロジェクトに、日本全国の食品や工芸品などを取り扱う日本百貨店(本社:東京都港区、代表:鈴木正晴)が賛同し、創業時から取り組むものづくり支援の一助として、都心部での発信活動を行うことになりました。その一環として、2017年3月4日(土)から東京・秋葉原の店舗内にて、醸造用の巨大木桶を展示します。同日に職人を招いてのトークイベントも実施。都心の消費者に伝統的な醸造文化の魅力を直接お伝えします。


【木桶展示コーナー開設記念『木桶職人復活プロジェクト』イベント概要】

日時 :2017年3月4日(土)午前9時~午後0時30分

会場 :日本百貨店しょくひんかん、こまきしょくどう

所在地:東京都千代田区神田練塀町8-2(ちゃばら内)

内容 :(1) 醸造用木桶の搬入・書き込み・展示
    (2) 木桶職人トークイベント(一般参加者定員30名)
    (3) 商品即売会など
 

<醸造用木桶展示・イベント会場のご案内>
■日本百貨店しょくひんかん
JR秋葉原駅高架下「ちゃばら」内で日本百貨店が展開する食材・食料品専門店。全国各地の産品など約1万アイテムを取り扱う。地域食材を扱う食事処も併設。JR秋葉原駅電気街口徒歩3分。
URL: http://syokuhinkan.nippon-dept.jp/
 

<3月4日(土)イベントスケジュール>
10:30~10:45 木桶搬入・展示設置
10:45~10:55 山本氏・鈴木氏より挨拶、木桶搬入式終了
11:00~12:00 トークイベント
12:00~12:30 質疑応答・商品即売会→トークイベント終了
※施設の開店時間(11:00)までは、トークイベント申込者・メディアのみ入店可能。
 
▼トークイベント参加申込
TEL: 03-5577-5358(11:00~20:00/こまきしょくどう 内)
※事前予約優先で定員(30名)になり次第、締め切らせていただきます。
 
 
【木桶職人復活プロジェクト@東京 関係者のご紹介】

●山本 康夫(ヤマロク醤油 五代目)
創業150年を誇る老舗醤油醸造蔵・ヤマロク醤油の五代目。1972年に香川県小豆島町生まれ。地元の小・中・高校を卒業し、愛知県内の大学に進学。大学卒業後に小豆島の佃煮メーカーに勤務。営業職で大阪、東京に各3年間赴任し、29歳で実家のヤマロク醤油を継ぎ、現在に至る。

●高橋 万太郎(醤油職人/伝統デザイン工房 代表)
1980年群馬県前橋市出身。立命館大学卒業後、株式会社キーエンス入社。精密光学機器の営業に従事し、2006年に退職後、株式会社伝統デザイン工房を設立。これまでとは180度転換した伝統産業や地域産業に身を投じる。現在は「職人醤油」を運営し、訪問した醤油メーカーは300以上。職人仕立ての醤油の普及に取り組む。

●鈴木 正晴(日本百貨店 代表取締役)
日本百貨店ディレクター兼バイヤー。群馬県桐生市PR大使。全国商工会連合会専門家。1975年神奈川県生まれ。東京大学教育学部卒業後、伊藤忠商事に入社。アパレル部門の素材・生産から小売部門まで幅広く担当。2006年4月に独立し、日本ブランドの海外進出に関わる業務を行う。2010年に日本百貨店を創立。2013年に“食のテーマパーク”日本百貨店しょくひんかんをオープン。現在、東京駅中の店舗など7店舗を運営。食品や雑貨、衣料雑貨など、全国からこだわりの商材を集め、作り手と使い手の出会いの場を提供している。