日本を代表する電気街、秋葉原。
そんな秋葉原に大きな変化が訪れたのはここ最近のこと。全国で話題の“肉グルメ”が次々に出店し、今や都内でも一番勢いがあると言われるほどの「肉の聖地」へと成長したのです。もはや、毎日が「肉フェス」状態、さまざまな専門店が日夜シノギを削るこの街に、先日新たなお店が誕生しました。
その名は 「PRIME RIB 禅」。
和牛熟成肉の高級ローストビーフをお手頃価格で楽しめる、プライムリブ専門店です。
今回、11月10日(土)のオープニングに先行しておこなわれたレセプションに参加させていただきましたので、その様子をお伝えいたします!
都会の喧騒を忘れる「禅」の空間
お店はJR「秋葉原」駅から徒歩6分(北口からが近い)、もしくは地下鉄銀座線「末広町」駅から徒歩2分。
多種多様なコンセプトのお店が並ぶ秋葉原の中央通りを歩いてビルの6階にたどりつくと、そこには隠れ家のようにひそやかで、上品な空間が広がっています。
外にはメイドさんたちが呼び込みをしたりしていますが(笑)、ここはまるで別世界。「禅」というだけあり、和モダンの瀟洒なインテリアが特徴的ですね。
プライムリブとは?
プライムリブとは、丁寧に熟成させることで肉本来の香りや旨味、そして柔らかさを存分に引き出し、低音調理の特殊な手法で焼き上げたローストビーフのこと。通常、プライムリブとはアメリカンスタイルの高級ローストビーフを指すのですが、このお店は和牛熟成肉でその手法に挑戦しているのが最大の特徴かもしれません。
お値段は
レディースカット(100g) 1,980円(税別)
レギュラーカット(150g) 2,900円(税別)
プレミアムカット (300g) 5,700円(税別)
と、「高級ローストビーフ」ながらお手頃な価格帯という印象。
他にも多彩な和のアラカルトが揃い、飲み放題コース(3,980円〜)やプライムリブ付きコース(4,500円〜)などリーズナブルなコースも。デートや女子会、シニアの方のゆったりごはんなど、さまざまなシーンで利用できますね。
メニュー紹介
それでは、さっそく試食させていただきます!
こちらは食前に提供された日本酒のサングリア。パイナップルと梨の2種類があります。すっきりしたフルーツの香りと甘さが、食欲を刺激します。梨が個人的にはお気に入り。
続いて、前菜の4種の盛り合わせです。こちらは一品料理として提供される品の中から、本日特別にチョイスされたもの。
こちらは水菜と大根のじゃこサラダ。あっさり淡白かと思いきや、柚子胡椒のドレッシングが意外に濃厚です。
手まり湯葉のみたらし団子風揚げ出汁はその発想が面白い。柔らかい湯葉をふんわり揚げて団子状にしたもので、とろみあんと一緒にいただくというもの。しっかり大きくて食べ応えがあります。
ミニトマトマリネ 梅酒ジュレ。皮をむいたトマトのマリネを梅酒の香りが凝縮された甘いジュレとともに。その器の印象とも相まって、清涼感のある一皿に仕上がっています。
これは評判になりそうだなと思ったのが、黒トリュフ香る白い卵焼き オランデーズソース。ふわふわと柔らかい白身の玉子焼きをオランデーズソースに絡め、トリュフの濃厚な香りとともにいただきます。
ここで、本日の主役、焼きたてのプライムリブが運ばれてきました!
料理長によって、その場で切り分けられるローストビーフ。この桃色の艶やかな肉の断面をご覧ください。つやつやの赤身の中に、細かく刻まれたサシが輝いています。
熟成した旨味を逃さないように、焼きあがったプライムリブの塊はこのようにお客さんの前で切り分けられます。この日も肉を切り分けていくごとに周囲から歓声が上がり、みなさん夢中でシャッターを切っていました。「映え(ばえ)」になること間違いなしですね。
切り分けられ、テーブルに運ばれてきたのがこちら。
添えられているのは、特製ソースとわさび、そして宮古島の「雪塩」。そして少し見えづらいですが、左下には赤タマネギをバルサミコ酢と赤ワインビネガーで和えたジャムが。
付け合わせとしては少し変わり種のジャムも、ほんのり甘酸っぱくて肉の脂を優しく包んでくれますし、西洋ワサビではなく、あえて単価が高い和ワサビを使用して和牛の高級感を演出しているのもポイントだと思います。
個人的にはやはり、熟成和牛の旨味をナチュラルに味わえる雪塩がオススメ。ぜひ、おためしあれ。
一口含むと、まずその厚さと柔らかさに驚かされ、噛めば噛むほど肉汁と濃厚な旨味が口の中に広がります。
「厚切りで、というところが特にこだわったポイントです。薄切りに比べて火の入れ方が難しいので、厚切りでこの柔らかさを実現するためには、さまざな試行錯誤がありましたね」
そう語ってくださったのは、「PRIME RIB 禅」を運営するセドナグローバルの西崎清志さん。
牛の肉は当然個体差もあり、最初の頃は十分に火が通らなかったり、硬くなってしまったこともあったそうです。しかし、そうしたトライ&エラーを経て完成した低温調理法で焼き上げられたプライムリブは、「え、これがローストビーフ?」という新鮮な驚きと喜びを感じさせてくれるものでした。
「秋葉原でしか食べられない、本当においしいお肉を食べてほしい」という思いから生まれたという「PRIME RIB 禅」のローストビーフ。
ぜひ、肉の聖地に降臨した「ローストビーフの新機軸」を試してみてはいかがでしょうか?
店舗概要
店名 | PRIME RIB 禅 |
公式Facebook | https://www.facebook.com/primeribzen/ |
住所 | 東京都千代田区外神田4-4-3 小木曽ビル6F |
営業時間 | 11:30〜15:00(LO 14:30) 17:00〜23:00(LO 22:00) 日曜 17:00〜22:00(LO 21:00) |
電話番号 | 03-3527-1485 |