株式会社Gzブレイン(カドカワグループ/本社:東京都中央区、代表取締役社長:浜村弘一)は、ゲームクリエイター松山洋氏が自ら取材・執筆する最新ノンフィクション『エンターテインメントという薬-光を失う少年にゲームクリエイターが届けたもの-』を株式会社KADOKAWAより発売します。
この刊行を記念し、著者・松山洋さんと声優・榎本温子さんによるトークショーが、本書発売日の11月1日(水)に、書泉ブックタワー(東京・千代田区)にて開催されます。
ものがたりは、2006年12月、プレイステーション2用ソフト『.hack//G.U. Vol.3 歩くような速さで』発売直前に松山さんに入った一本の電話をきっかけに、一人の少年に出会うところから始まります。
その電話は、目の病気のため眼球摘出手術を受ける少年が、『.hack//G.U. Vol.2 君想フ声』の続きを遊びたいと望んでいることを告げるものでした。ソフト発売は、手術の9日後。このままでは間に合わない――!
そこで、視力を失う少年のもとへ直接ROMを届けに行くという、異例の対応を行った松山さん。本書は、10年前当時のことを振り返るとともに、少年のその後の半生を取材し、執筆したノンフィクションです。
トークショーでは、本書にも登場する榎本温子さんとともに、当時のエピソードを振り返りながら、舞台裏で起きていたこと、作品に込めた思い、同日発売の最新ゲームソフト『.hack//G.U. Last Recode』についても語られる予定です。また、榎本さんによる本書一部の朗読が行われます。
なお、トークショー終了後には著者・松山洋さん、榎本温子さん両名によるサイン会も実施されます。
【『エンターテインメントという薬-光を失う少年にゲームクリエイターが届けたもの-』発売記念 松山洋さん・榎本温子さんトークショー&サイン会開催概要】
日時:2017年11月1日(水)19:00開始
会場:書泉ブックタワー(秋葉原)9F イベントスペース
集合時間:2017年11月1日(水)18:45 ※随時受付を開始いたします。
集合場所:書泉ブックタワー9F上りエスカレーター前
参加方法:10月25日(木)13:00から、書泉ブックタワー8F店頭にて『エンターテインメントという薬-光を失う少年にゲームクリエイターが届けたもの-』を予約、購入された方に参加券を配布。(先着70名)
※商品代金は予約の際に全額支払い、また商品はイベント当日会場にてお渡し。
詳細は書店イベントページhttps://www.shosen.co.jp/event/63993/をご覧ください。
【松山洋プロフィール】
ゲームクリエイター/経営者。1970年福岡市生まれ。九州産業大学卒業後、コンクリート会社の営業マンを経て、株式会社サイバーコネクトツー代表取締役社長。代表作に『NARUTO-ナルト- ナルティメット』シリーズ、『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』、『テイルコンチェルト』、『ASURA’S WRATH』、『.hack』シリーズがある。「絶望禁止」を信条とするゲーム開発への過剰とも言える熱意と努力は、業界内外で一目置かれている。一方、エンタメへの強い思い入れ故の歯に衣着せぬ発言が、物議を醸すこともしばしば。趣味は「仕事」。特技は「仕事」。休みの日は「仕事」。愛称は「ぴろし」。
【榎本温子プロフィール】
1979年11月1日生まれ。趣味は映画鑑賞、茶道、オンラインゲーム、語学、KPOP。
1998年2月高校3年生で文化放送デビュー。同10月、エヴァンゲリオンの庵野秀明監督作品「彼氏彼女の事情」主役・宮沢雪野役でアニメデビュー、以降活動の場を広げる。「.hack」シリーズ では、ミストラル、アイナ、Bセット等の声をつとめる。